パプアニューギニア

　本プロジェクトは、2004年3月の洪水により被害を受け、応急的に補修がなされた状態にある同国最長の橋梁（全長約560メートル）の緊急改修を行うために必要な建設資機材を輸送いたしました。

　本件計画の実施により、安全で安定的な交通が確保されることから、日常生活物資輸送の安定化、医療・教育施設へのアクセスの確保、地域産業の活性化等、それぞれの実現に大きな期待が持てる結果となりました。

エチオピア 中央部

　エチオピアにとって唯一の安定した外港である、隣国ジブチ港と首都アジスアベバを結ぶ国際幹線道路上にある橋梁の改修工事に関わる資機材の輸送を行いました。

　内陸国であるエチオピアでは、輸送、交通の大部分が道路輸送となっています。この幹線道路上にある橋梁は、建設から40年を経過し損傷が激しいため、通行制限を実施しています。 仮に同橋が落下した場合、近くに迂回路が存在しないことから、ジブチとの物流が停止し、両国の経済及び国民生活に多大な影響が及ぶことが懸念されます。

　橋梁の改修を通じて両国間の円滑な物流を確保し、地域全体の安定・発展に寄与することが期待されております。