プロジェクトカーゴ輸送

取扱実績:港湾建設

マダガスカル 南端部

 2008年にマダガスカルの南端部に位置する港湾建設工事用のSEP(Self Elevating Platform)船(約1,500トン)輸送として、インドネシアからマダガスカルまで曳航作業を行いました。

SEP船自体を長距離曳航することが困難であるため、お客様がSEP船を輸送するための専用バージを調達し、その上にSEP船を搭載、当社はそのバージを4000HPの曳船で曳航作業をすることとなりました。

ケニア

 2012年、ケニア国コンテナターミナル建設工事に関わる作業船11隻(クレーンバージ、浚渫船、平台船、揚錨船、タグボート等、総重量約7,000トン)をシンガポールからケニアまで輸送いたしました。この輸送には、貨物が超重量物の場合、或いは、クレーン等で吊り上げて積載するには適さない構造物等を輸送する場合に最適な、潜水式積載方式を採用して実施することといたしました。

 過去に実施したプロジェクトでの経験を踏まえ、船積作業の数ヶ月前から、お客様や港湾局等の関係各所と入念な打ち合わせを重ね、潜水の為に十分な水深を有する場所や、作業海域の潮流と潮位の確認、搭載貨物の曳航方法と搭載順、固縛方法等について綿密に計画いたしました。更に、1年後の2013年には、ケニアに輸送した作業船11隻のうち8隻をシンガポールに輸送いたしました。

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